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バージニア州旅行2

そして、バス停につくと今回お世話になるDiegoが私たちを迎えてくれました。
私は会うのは2回目(でも一回目は挨拶のみだったので全く顔も何もかも覚えていませんでした。彼も同様)。
イタリア人の彼は40過ぎに結婚してアメリカに渡り、ニューヨークでワイン関係の仕事をしていましたが、つい最近、娘、そして自分たち夫婦の今後の人生のために、環境の良いバージニアに引っ越してきたそうです。

家は2階建てで大きくてかわいくて、しかも広大な裏庭とプール付き。
もちろん周りは森。庭を歩けば鹿の糞が落ちていたりします。

彼の家に着いてまずは Diego 特製ランチをいただきました。
 
      ラディキオのリゾット
      ブルーチーズとクルミのサラダ
      ワカモレとクラッカー
      イタリア、ピエモンテのチーズ
            そして
       とても熟して甘いメロン

彼はとっても料理が上手で、家族の料理は彼が毎日作るそうです。

これをイタリアの白ワイン Fontabuccio と一緒に (写真下)。
このワイン、とてもバランスがよくパーフェクトなランチワインでした。

そしてデザートとチーズは、1993 年物の Vinsanto と言うイタリアのデザートワイと一緒に。
このワイン、Trebbiano  と  Malvasia と言うぶどうからできていて、最低でも40年寝かせないとおいしくならないそうです。
この Vinsanto と言う名前は Holly Wine と言う意味だそうで、収穫したブドウを通気性の良いところにぶら下げて乾燥させ、糖分を凝縮させて作られます。
もちろん早い段階で飲んでもおいしいのですが、長く寝かせる程おいしくなるそうです。
本当に良く作られていれば100年までいけるとか。
40年物でもいいから飲んでみたいですね。
私たちが頂いた1993年ものは 甘みはさほど強くなく、深い香りと味わい、 medium body、
これからの熟成を期待させるものでした。

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この後の観光は次に紹介することにして、
夕食もまたおいしかった。
これもまた彼の手料理。
イタリアの家庭の味ってかんじでした。
ごちそうになったのは、

T-bone ステーキ (外のグリルで焼いてくれました)
生ちりめんキャベツのサラダ アンチョビドレッシング
インゲン豆のソテー
じゃがいもとズッキーニの蒸し焼き
ブルーチーズを3種の蜂蜜で

この野菜類がとっても良かったです。でも、作り方はとても簡単で味付けもとても素朴なんです。
キャベツのサラダは千切りにしたキャベツに 鍋でアンチョビをオリーブオイルで崩しながらいためた物を絡めるだけ。
豆のソテーも、オリーブオイルに半分に切ったニンニク、そして塩と胡椒。
ジャガイモとズッキーニは薄くスライスしたジャガイモをオリーブオイルをひいた鍋にしいて、少し焦げ目がつくまで火にかけ、そしたらスライスしたズッキーニをその上に敷いて、ふたをして蒸すだけ。味はしお、胡椒のみ。ズッキーニがこんなに甘くおいしくなるなんて知らなかった。

Diego 言うには、イタリアではたくさんニンニクを料理に入れると言うイメージが他国ではあるが、実際はほんの少し風味付けに入れるだけだそう。特にアメリカ人は大きな誤解をしているとのこと。彼の料理を食べて、私も同感しました。いつも私は滋養強壮のため、ニンニクたっぷり料理を作っていたのですが、これからは減らそうときまました。

そして、料理と一緒に頂いたのがこのワイン。
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1999年の Pommard。ブルゴーニュのピノノワールからできた赤ワイン。
6年も経っているとは思わせないジューシーなミディアムボディーのワインでした。

 Diego,ごちそうさまでした。
by sexyegg | 2005-11-24 03:40 | 旅行
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